置き去りにされていた二人のふれあいは
皮肉なくらいに愛で溢れてる
心とは裏腹な記憶がただ妬ましい
気持ちはあるのに何かが足りない
言葉で不安を拭おうと 体で隙間を埋めようと
独り善がりの問いかけ 何一つ叶わなかった
懐かしむほど長く一緒にいたわけじゃないのに
心も思い出も君で溢れてる
記念日や甘い過去も枷と化した現実
今すぐ生身の君で満たしてよ
生えそろった羽根を仕舞い 行ったり来たりの迷宮
扉の空いた籠の中 空はそこで待ってるのに
手足から引き摺る音
君思う気持ち
キスもハグも好きだけれど
君の声がいちばん来る
時折で構わないから 思い出して愛を頂戴
その声で抱き尽くしてよ 君に飢えている私を