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[组图]花おりおり

作者:佚名 文章来源:本站原创 点击数 更新时间:2004/5/27 16:24:00 文章录入:totti250 责任编辑:totti250



 ゲッカビジン(月下美人)と同属。といっても花の雰囲気は別。片や夜咲きの白花で強く香るが、昼咲きで有色、香りはほとんどない。萼(がく)から花弁に連続する鮮やかな花被を羽を広げたクジャクに見立て、美しく命名。熱帯雨林に着生するサボテンを中心に、種属間交雑で作出され、品種は多い。 

 

ヘビイチゴ 
 
 果実の季節、畦(あぜ)や道端で突然強烈に自己主張する。毒があると聞かされた人もいよう。確かに毒々しい色だが、口にしても安全である。ただし、イチゴのように甘くはない。花は黄色で、分類上もイチゴとは別属。『枕草子』では「名おそろしきもの」として「くちなは(蛇)いちご」も列挙される。



色合いが美しい。深紅色の花は、センノウやナデシコの類では少ない。名は歌舞伎役者の松本幸四郎の四花菱(よつはなびし)紋に花が似るからと牧野富太郎博士は説く。一方、植物語源学者の深津正氏は初代幸四郎以前の『花壇綱目』(1664年脱稿)に「松本せんのうげ」と載るので、信州松本由来説を支持。

 



ジャガイモ 
 
 名を知らされなければ観賞に値しよう。パリの貴婦人の胸を飾った経歴をもつ。舞台は18世紀のフランス。ドイツがジャガイモで農民が豊かになったことを聞かされたルイ16世は、自らボタン穴にその花をさし、王妃マリー・アントワネットにも飾らせ、普及をはかったという。夜間には花は閉じる。 


 
ベニバナイチヤクソウ 
 
 亜高山の林床に咲く、美しい山草。シラカバ林や針葉樹林内に群生開花、ギンリョウソウと同じ科だが、印象は全く異なり、梅雨時のうす暗い林を鮮やかに彩る。花は直径1センチ余で、うつむく。種子は舘田美代子、石川茂雄両氏の測定では1000粒0.9ミリグラム。ナンバンギセルに次ぐ日本2位の軽さ。



セイヨウヒルガオ 
 
 ヒルガオは繁殖力が旺盛。地下茎をめぐらせ、取り除きにくい。道端や畑、中には市街地でも生き残る。古くからの種に加え、戦後、ヨーロッパから本種が帰化した。最もよく見かける場所は線路。割り石の間から顔を出し、べったり線路をはう。苞(ほう)はヒルガオのように萼(がく)状に発達せず、柱頭は二裂。

 

ヒオウギアヤメ



 北方のアヤメ。千島、カムチャツカにも分布。アヤメと違って湿地を好む。花序は分枝し、花は外花被片の基部の網目模様が弱く、内花被片は小さい。また、葉は幅がアヤメの3倍はあり、ハナショウブのように広い。ただし、ハナショウブと違い、葉はピンとのびる。桧扇(ひおうぎ)にたとえて、名づけられた。 
タンシウチワ 


 
 最初、刺(とげ)が1本強く出るウチワサボテン。単刺団扇(たんしうちわ)の名もそれから。若い茎は薄く、色も緑。節はくびれ、折れやすい。一方、幹は円柱形に太り、茶色になり、木質化する。若い茎には楊子(ようじ)の先ほどの葉が出るが、早落する。一花は数日だが次々と咲く。原産はブラジルなど。暖地では外で越冬。 

 

ルナリア 



 名は月から。満月のように丸い果実は珍しい。ただし、球ではなく、扁平(へんぺい)。英名はコインプラント。和名をゴウダソウという。合田草で、明治34(1901)年、東京芸術学校の合田清教授がパリから持ち帰り育てた。秋播(ま)きは、4、5月に白花か紫花が咲き、6、7月に熟す。ドライフラワーにも。 

 

オオハマボウ


 
 沖縄や奄美地方の呼び名はユーナ。海辺近くの沖積土(ユナ)に生え、上品な花を咲かせる。ハイビスカスやフヨウと同属で、花は径10センチと大きい。材は軟らかいが樹皮は強靭(きょうじん)。かつてポリネシアの島々では、樹皮をたたいてのばし、タパという布を得た。ロープもなう。花は秋篠宮佳子さまのお印。 

 

ホップ 



 
 この花の恵みを受ける人は何億にのぼるだろうか。みてくれでなく、働きは大きい。ビールの身上のほろ苦さを決める成分のルプリンを果実に含む。ビールには14世紀オランダあたりで使われ出した。一方、イギリスではヘンリー8世は健康を害すると禁じた。クワ科のつる性多年草で雌雄異株。 

バイカモ 



 
 喩(たと)えるなら深窓の令嬢か。この水草が生えていれば水環境はAクラス。きれいな湧水(ゆうすい)にしか生育できない。そこには絶滅が危惧(きぐ)される小さな魚イトヨが生き残る。葉は細かく切れこみキンギョモのようだが、花は水上に咲く。花径2センチ足らずで、ウメの花の印象から梅花藻(ばいかも)。キンポウゲと同属。

モウセンゴケ 


 
 葉が赤く、群生すると緋毛氈(ひもうせん)を思わせる。美しいが虫にとっては怖いしかけ。葉の表に腺毛(せんもう)がびっしり。先には小さい光る球がつく。それを学名も英名も露に見たてる。その正体は消化酵素を含む粘液。虫が触れるとくっつき、周りの長い腺毛は1分半後に内側へ曲がり出し、虫を包み、消化吸収。

アガパンサス 


 
 青い花火。青花はそんな表現もできそう。長い花茎の先に多数かたまり咲く。名もユニーク。ギリシャ語のアガペ(愛)とアントス(花)が語源。ただし、神話や逸話に基づくわけでなく、花が愛らしいとしてつけられた。原産地は南アフリカ。

ルリヤナギ 


 
 名前からは思いも寄らないが、ナス科。狭くて長い葉をヤナギに見立て花色を冠した。花は下部が合着した5弁で、雄しべ5本は中央にかたまり、葯(やく)は細長く、ナスやジャガイモそっくり。それもそのはず同属なのである。低木だが、暖地の地植えは2メートルに。ブラジル南部からアルゼンチンの原産。 

 

チョウノスケソウ 


 
 日本の近代植物分類学に貢献した一人はロシアのマキシモウィッチ。彼の採集に同行、手伝いをした日本人がいた。名を須川長之助という。長之助が日本で初めてこの植物を見いだしたので、記念してチョウノスケソウと呼ばれる。背は低く、マット状に茂り、草のように見えるが、バラ科の低木。

 

ムラサキツユクサ


 
 株立ち、葉は細長い。草姿や花は3弁が同形同大で、色も異なるが、花の性質はツユクサと同じ。早朝開いて午後には閉じる。雄しべには多数の毛があり、その毛は細胞が一列に並んでいるので、細胞の観察や実験の材料としてよく使われた。近縁のオオムラサキツユクサは花が大きく5センチにも。 

 


ルリヤナギ 


 
 名前からは思いも寄らないが、ナス科。狭くて長い葉をヤナギに見立て花色を冠した。花は下部が合着した5弁で、雄しべ5本は中央にかたまり、葯(やく)は細長く、ナスやジャガイモそっくり。それもそのはず同属なのである。低木だが、暖地の地植えは2メートルに。ブラジル南部からアルゼンチンの原産。 



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