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[ 米国警察事情 ]
アメリカで「第1回犯人逮捕選手権」が行われました。
多数の警察が参加して予選を闘い、決勝に残ったのは、CIA、FBI、シカゴ警察の3者。決勝戦は、森にウサギを放しそれを捕まえた者が優勝です。
まずはCIAが森に入りました。
CIAは、あらかじめ情報提供者を森に送りこんでいました。そしてありとあらゆる動植物、虫、石ころにいたるまで聞きこみを行い、目撃証言を集めました。調査は3ヶ月に及んだものの、結局ウサギは存在しなかったという結論に達しました。
次にFBIが森に入りました。
2週間探しましたが見つからなかったので、FBIはいきなり森に火を放ちました。そして問題のウサギはもちろん、一般の動植物もみんな焼き殺しました。ウサギを捕まえるためには仕方なかったと言って、詫びませんでした。
最後にシカゴ警察が森に入りました。
1時間後、シカゴ警察はひどく傷だらけのクマを連れて森から出てきました。クマはおびえた様子で言いました。
「わかった、わかりました。私がウサギです……」
[ 横顔を見て ]
新しく配属された警官3人を前に、先輩警官はある男の横顔の写真を見せた。
「いいか。この写真をよく見ろ。これが容疑者だ」
そして1人目の新人にきいた。
「きみは容疑者を見つける自信があるか?」
「簡単です!すぐ見つかりますよ。だってこの男、目が1つしかないじゃないですか」
ため息をついて2人目の新人に同じことをきくと、
「簡単です!だってこの男、耳が1つしかないじゃないですか」
ため息をついて3人目の新人に同じことをきくと、
「見つかるかどうかわかりませんけど、こいつはたぶんコンタクトをしてますね」
驚いた先輩警官は、資料を調べなおした。
「…本当だ。確かにコンタクト使用と書いてある。驚いたな。すごい推理力、洞察力
だ。どうしてそんなことがわかったんだ?」
「目が1つで耳が1つじゃ、メガネはかけられませんよ!」
[ 確かに違う ]
車は信号のない交差点に差しかかり、スピードを少し落とした。そしてそのまま交差点を走り抜けようとすると、
「そこの車、待ちなさい!止まれ!止まるんだ」
どこからか警官が現れ、車を強制的に止めた。
「免許証出して。ここは一時停止の交差点ですよ。止まらなかったでしょう。隠れて見てたんだから」
「待ってくださいよ!僕はちゃんとスピードを落としてゆっくり行きましたよ」
「ゆっくり行くのと止まるのとは違うんですよ」
「違うもんか!どこが違うのか言ってみろ!!」
すると突然、警官は警棒を取り出してドライバーの頭を思いっきりたたき始めた。
バン!バン!バン!バン!バン!
「ゆっくりしてほしいか?それとも止めてほしいか?あン?」
[ 某警察報告書の表と裏 ]
報告書 : パトロールの最中に
つまり : いつもの店が閉まっていたので、仕方なく車の中にいたとき
報告書 : 現場保存に忙しく、交通整理まで手が回らず
つまり : 雨が降っていて寒かったので、外に出るのはいやで
報告書 : 怪しい男が挑発的に向かってきた
つまり : あいつガンとばしてきやがった
報告書 : 抵抗され、身の危険を感じ
つまり : ちょうど暴れたいと思っていて
報告書 : 女に口頭で厳重注意をし
つまり : あとでホテルに来いと脅し
報告書 : 容疑者は疲労し、それ以上の尋問は控えるべきと考え
つまり : その夜は宴会の約束があったので
報告書 : 容疑者拘束のため、必要最小限の武器で応酬
つまり : ストレス解消に撃ちまくり
[ スペル ]
警部と部下は、むごいひき逃げ事件の現場にかけつけた。
「ひどいな。あちこちに飛び散ってる。記録しろ。胴体はroad(道)に、手もroadに、足もroadに、頭はpavement(歩道)に」
「警部!pavementってどんなスペルでしたっけ?」
警部はあたりを見まわし、歩道の頭をけとばした。
[ よくある事件 ]
カリフォルニアの警官は、シートベルトをしていない車を停止させた。車内には大金があった。
「そのお金で何をするんです?」
「ああ、運転免許を取りに行きます」
するとあわてて助手席の女がさえぎった。
「この人の言うことなんか聞かないで。お酒飲むと冗談ばっかり言うの」
すると後部座席の男がつぶやいた。
「だから盗んだ車じゃ遠くへ行けないんだ」
するとトランクからスペイン語が聞こえた。
「まだ国境を越えていないのか?」
[ スピード違反 ]
若い警官はスピード違反の車を停めた。
「免許証見せて」
「持ってません。半年前に免停になったままなので」
「なに?これ、あんたの車?」
「いいえ。盗んだ車です」
「なに?車検証か何か入ってないか?」
「あ、そういえばさっきボックスに拳銃をしまったとき、見たような」
「なに?あんた拳銃を持っているのか?」
「はい。車の持ち主の女を殺すのに使いました」
「なに?殺しただと?」
「ちゃんと死体はトランクに入れましたよ」
警官が大声で叫ぶと、その上司の警官がやって来た。ひととおり状況を聞くと、上司は若い警官を応援を呼びに行かせ、自分は車の男に質問した。
「では再度言います。免許証見せて」
「はいどうぞ」
男は免許証を見せた。本人だった。
「これは誰の車です?」
「私のです。ほら車検証も」
男は車検証を見せた。本人の物だった。
「ボックスには拳銃が?」
「とんでもない。どうぞ見てください」
中には何もなかった。
「トランクには死体が?」
「とんでもない。こっちもどうぞ見てください」
やはり中には何もなかった。
「…変だな。先ほどの若い警官は、あなたが無免許の上に車の窃盗、ボックスに拳銃、トランクには死体を入れていると言っていたけど」
「とんでもない嘘つきだな!もしかしてあいつ、僕がスピード違反したなんて嘘も言ってませんでした?」
[ ハードな運転筆記試験 ]
Q. 交差点に、4台の車が4方向からやってきました。優先的に進めるのはどの車?
A. 銃を乗せている車
Q. 霧の深い夜、運転するには何を使う?
A. 他人の車を使う
Q. ものすごい渋滞につかまったらどうする?
A. ものすごい覚醒剤で気分転換
Q. 歩行者の前で止まるのはどんなとき?
A. ナンバープレート偽造を忘れたとき
Q. 10年も運転しているとどうなる?
A. 無免許運転を気にしなくなる。
[ ワルいやつら ]
「もしもし。うちの隣のゲンさん、ヤクをやってますぜ。裏庭の薪の中に細工して隠してますぜ。わしゃ知ってますぜ。調べるべきですぜ」
トラさんのタレコミ電話に、警察はゲンさんの家の捜索を開始しました。特に薪は1本本、中まで念入りに調べました。
が、ヤクは見つからず、結局引き上げていきました。
「もしもし、ゲンさん!どうじゃった?」
「おう、トラさんか。ありがとな。あんたのおかげで、やつら1本残らず薪を割って行っ
てくれたぞ。ああ助かった。薪割りはしんどいからの」
「よし。今度はゲンさんの番じゃ。わしゃ畑をたがやすのがしんどくてな……」
[ せちがらい ]
[ ひどい話 ]
「被告人は、自分が所有していたノコギリで、被害者を切り刻み・・」
傍聴人席から悲鳴が上がります。
「ノコギリ!ちくしょう。ひどいやつだ!」
「更に被告人は、2人目の被害者もノコギリでバラバラに・・」
「この人でなし!」
「そして被告人は、3人目の被害者を生きたままノコギリで・・」
「くそ!絶対許せない!!!」
「そこの傍聴人。あなた、さっきからうるさいですよ。関係者ですか?」
「私は隣人だ!ノコギリを何度も借りに行ったのに、持ってないと言って貸してく
れなかった。ひどいやつだ!」
[ 犯罪都市運転適性検査 ]
あなたの運転についてお聞きします。
1. ライトを上向きにするのはどんなときですか。 a. 暗くて街灯もない道を通るとき b. 他の車に道を譲るとき c. いやがらせするとき
2. 曲がるとき、ウインカーはいつ出しますか。 a. 100メートル手前 b. 50メートル手前 c. 曲がってから
3. 運転中、車内のリアミラーはどんなときに見ますか a. 後ろを車が走ってきているとき b. 後ろをパトカーが走ってきているとき c. もちろん髪の毛をチェックするとき
4. パワーウインドウは何にいいでしょう。 a. 安全 b. 便利 c. 外から頭を突っ込んできた人の首を絞める
5. カーステレオのボリュームを目一杯上げるのはどんなときですか。 a. 他の車の音がうるさいとき b. 好きな曲が流れてきたとき c. 半径10メートル以内の人の思考能力を低下させたいとき
6. 昨年は、何回警察に車を止められましたか。 a. 0回、または1回。いつも安全を心がけているから b. 2回、または3回。運が悪かったから c. いつも追跡を振り切っているので、一度もない
7. 走行中、隣にバイクがぴったり付けました。どうしますか。 a. 十分注意して運転する b. スピードを上げて引き離す c. 急にドアを開ける
8. 運転中、眠くなったらどうしますか。 a. 車を道の脇に停めて仮眠する b. コンビニに寄ってコーヒーを飲む c. もっとスピードを上げる
9. お金がたくさんあったら何に使いますか。 a. 新しい車を買う b. 車のアクセサリーを買う c. 保釈金
10. 運転中によくすることを、次の中から選んでください。(いくつでも) ワインを味わう 化粧をする 後部座席の子供をたたく セックスをする テレビを見る コカインを吸う 銃撃 ネットサーフィン
[ 保険 ]
保険会社の待合室で、男が2人話しています。
「うちは火事だったんですが、少しだけお金が出そうです。お宅は?」
「うちは洪水ですよ。でも保険のおかげで、新しい立派な家を建てて、車も買って、前よりいい暮らしができそうです」
「ほう……」
男は少し考えました。
「洪水っていうのは、どうやって起こしたんですか?」
[ 被害者 ]
[ 被害者はヤギ ]
はまおくんは田舎町をドライブ中、メスヤギをひき殺してしまいました。都会育ちなもので、はまおくんはそれがヤギとはわかりません。でも飼い主と思われる家を訪ねてみました。
「すみません。僕、ひいてしまったんです。名前がわからないんですけど、図体がでかくて、あごにちょっとヒゲが生えてて、石頭で、臭くて、おっぱいがだらっと垂れ下がってるやつ」
「お前!おれの女房を殺したのか!」
[ 踊る大捜査せん ]
薄暗いバーには、物悲しいジャズと紫煙が流れていた。グラスを傾ける男たちの横顔は、どれも疲れている---。
刑事は鋭い目で、右隣の席の男をにらんで言った。
「これをやったのはあんただな。白状しろ」
「ばかな!オレはやってない。本当だ!」
刑事は今度は、左隣の男にきつい調子で言った。
「じゃああんたか!あんただな!」
「まさか。僕はずっとこうして静かに飲んでいましたよ」
刑事は黙って下を向き、前がぬれた自分のズボンを見つめた。
「となると、内部のモノの犯行か」
[ 同房 ]
入りなさい。今日からここがお前の部屋だ」
出来心とはいえ、会社の品を横流しした桃田さんは、刑務所暮らしをすることになりました。何より心配だったのは、同房にどんな人がいるかということです。凶悪殺人犯なんかがいたらどうしようかと、びくびくしていました。
「は、はじめまして。桃田と申します。どうぞよろしくお願いします」
「こちらこそよろしく。僕は栗山っていいます」
「・・あのう。こんなことをお尋ねするのも何ですが、栗山さんはどうしてこちらに?」
「ああ、ホームページにいけない画像を載せたというのが、ここに入れられた理由なんです」
「そんなことですか。ほっ」
[ 高速道路 ]
ペーパードライバーのくり子さんは、久々に自分で運転してドライブを楽しんでいました。
そこへ電話が。
「もしもし、くり子?母さんよ。今どこ?」
「名神高速に入ったところ」
「名神高速!気をつけて!今ニュースで言ってたんだけど、そこ逆走してる車が1台いるんですってよ。あなた見なかった?」
「見た見た!でも1台じゃないわよ」
「えええ?」
「さっきから何百台も逆走してる。危ないったらありゃしない」
[ 違反 ]
「制限速度50キロの道を、80キロ出してましたね」
「なんじゃとーっ。あほんだら。おれは50キロしか出しとらん」
「警察をなめちゃいけませんよ。ちゃんと見ていたんですから」
「絶対50キロじゃ!!くそったれのしょんべんたれのおまわりめが!!」
「お父さんったら。そんなこと言ったら逮捕されるわよ」
助手席に乗っていた奥さんが、心配そうに声をかけます。
「おまわりさん許して。この人、酔うと口が悪くなっちゃうんですよ」 | | |