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青は藍より出でて藍より青し
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作者:未知 文章来源:日本ネット 点击数 更新时间:2004-11-13 18:51:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
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染め物の一種に、藍染めというのがある。染料の藍玉は青味は帯びて いるものの、どちらかと言うと黒い色だ。この藍玉を溶かした藍瓶に、 反物を入れて引き上げると、最初は緑がかった色が見る見る青くなる。 この素朴な驚きは今も昔も変わらない。 中国の儒家 筍況(B.C.300~240頃) の言葉 学は、もって已むべからず。 青は藍より出でて藍より青く、 氷は 水これを為して、水よりも寒し。(「荀子」勧学篇) 学問はいつまでも止まると云う事はないし、 弛んではならない。 青がもとの藍よりも青いように、 氷がもとの水よりも冷徹なように、 師を凌ぐ学の深さを持った弟子も現れるものだ・ ・ ・ ここから弟子が師よりも優ることを、この言葉で表すようになった。 「出藍」とか、「出藍の誉れ」というのもここから来ている。 南北朝時代の北朝に李謐という人物が居た、李謐は初め孔潘に就いて 学んでいたが、その進歩はめざましかった。数年の後、孔潘は李謐の方 が自分より学問が進んだと考え、自ら進んで李謐の弟子になった。この 時、同門のものは筍況のこの言葉を引用して、李謐の優秀さと孔潘の実 直さを褒め称えている。 近年の師と仰がれる人々で、筍況のこの言葉を真に理解している人は 少ない。弟子はいつまで経っても弟子であり、一人前或いは自分と同等 と認めても、その弟子の「弟子」になることが出来ない。 将に「学は、もって已むべからず」である。この「青は藍より出て藍 より青し」に触れたら、この事も思い出して欲しい。 「過ちては、則ち改めるに憚ること勿れ」
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