第三に、いろいろな人に出会うことも面白いと思う。何日間もずっと汽車にいる人々を観察していると、初めは楽しむ、途中はあきあきする、それからはいらいらになる、最後また興奮になるなどということがよくわかる。専用車でなければ、一つ一つの箱はまるで一つ一つの社会の縮図のようだ。各階層の人が集まって、さまざまな生活様式が見える。専用車であれば、たとえばキャンプでどこかへ行く時、いくつかの箱も全部メンバーである場合(?)、移動キャンプになる。それも面白いんじゃないか
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