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女性の仕事

「30代」「独身」という共通点で、親近感をもってタレントの遥洋子さんの「介護」についての講演を聴いた。
遥さんは寝たきりとなった父親を3年間介護した経験から「介護問題は女の仕事、という社会のまなざしがある限り、何も解決しない。
晩婚化、少子化の問題も一緒」との持論を展開する。
男社会がつくった男の役割、女の役割の問題を強調した講演を報告する。
男性には反論もあれば、耳の痛い人もいるはず。
女性は異論はあっても、きっと勇気づけられると思う。


遥さんは「晩婚化、少子化のことを私のこととして語りたい」と切り出した。
そして「今の晩婚化問題は介護拒否の表れ。少子化は育児負担拒否の表れ」と言い切る。
「では、今の若い女性たちに、冷酷な人が増えているのか? そうは思わない。目の前で寝返りしたいお年寄りがいたら、寝返りさせてあげたい。手助けすることへの拒否ではない。女役割への拒否なのだ」と言う。
「家事、介護は女の仕事」という社会の見方に、女性たちがいら立ちを感じている、と言うのだ。 

そして「この会場に聴きに来ている人、何で女性ばっかりなんですか?」「介護のスタッフというと、なぜ女性ばっかりなの?」と投げかけた。 

でも女性が拒否すれば「血も涙もない女」とされる。
男の仕事、女の仕事を社会が決めている。
「女はおしっこやうんこ好きなんですか?」 

30代まで独身だった友人の女性は、老いた自分の親をみて考えたという。
自分の親なら2人だが、結婚すれば4人。
「簡単に結婚できない」と思い始める。 

そして自身の体験。
家族に7人の女性がいた。
5人の兄の嫁、母と自分。 

兄たちは「嫁」という労働力を提供することで、親孝行をしているつもりになっているようだった。
妻に「つめが伸びている」「硬い物食わせるな」と言う。
体を使うのは妻たちだった。 

母親の立場も思う。
「若いころの夫の暴力、浮気……。さんざんな目に遭った。寝たきりになって、まだ迷惑かける気か、という感情があるはずだ」 

そして「家族がすべて温かい共同体などとんでもない。し烈なまでに感情がぶつかりあっている。どちらかが寝たきりになった時、優しくするのが当然、と私は言い切れない」と。
「苦しいのは寝たきりになった父親だけでなく、女だから辛抱しなさいと言われ続けた母親も同様ではないか」 

介護に疲れ果てた時、福祉に頼ろうとした。
が、ことごとく裏切られた。
書類を集めて窓口に持っていくと、さまざまな条件を理由に「該当しない」と。
結局、福祉に頼らず、ベッド、スロープ、介護してくれる人……、すべて金で解決した。
「介護保険制度をそうそう手放しで頼っていけるとも期待していない」 

男性が、自分の親が寝たきりになった時、妻に「おれの親、寝たきりになったで」と言うのではなく、「おれの問題や」と見ない限り、問題は変わらない、と力説した

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