暗黒の世界を味わう
雨が降り、あたりが薄暗い日は、なんとなく憂鬱になってしまいますね。
こんなとき、両手で目をふさぎ、目に光が入らないようにします。ただし目蓋を手で圧迫しないようにします。
そして目を閉じて10分間ほどジッとしています。するともちろん真っ暗です。でも、そうしていると不思議と気持ちが落ち着いてきます。
10分間ほど経ったら手のおおいを取り、目を開けます。するとまわりがとても明るく感じます。雨にぬれた草花があざやかに立体的に見えます。
そのしっとりとした明るさ、あざやかさに感動しましょう。
暗闇の後に明るさが現れる、そう思うとなんとなく気持ちも晴れ晴れとしてきます。暗闇も悪くないし、明るさも悪くない、そんな悟りに似た気分になることで、人生を楽しむことができます。
ただし、うつ傾向のある人は、暗闇の時間は少なめにして、後の明るさを味わう方を多くしましょう