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天知る 地知る 子知る 我知る

作者:未知  来源:日本ネット   更新:2004-11-16 18:52:00  点击:  切换到繁體中文

 

 後漢時代には、宦官がはびこり、官僚も腐敗した時代であったが、高
潔な官僚もないわけではなかった。第六代の安帝のころの楊震も、その
一人である。
 
 楊震は、関西(函谷関以西の地。陝西・甘粛二省の地)の出身で、非常
に博学であり、また、清廉潔白な人物であったので、当時の人たちから
「関西の孔子」と称揚された。その楊震が東莱郡(山東省掖県)の太守に任
命されたときのことである。赴任の途中、昌邑で宿についた。すると、
その夜おそくなってから、昌邑県(山東省金郷県)の県令(県の長官)の王
密が、ひそかに訪ねてきた。
 
 「太守さま、お懐かしゅうございます。
  荊州(湖北省襄陽県)で、
  お引き立てをいただいておりました王密でございます。」
 
 「おお、しばらくだったな。」
 
 楊震は王密をおぼえていた。かつて荊州の刺史(監察官)をつとめてい
たころ、その学識をみこんで、茂才(官吏登用試験に合格した人。一般
に秀才というが、後漢では、始祖の光武帝の氏名が劉秀であったので、
はばかって茂才といった)に挙げてやった男である。二人は、いろいろ
と昔話に興じたが、そのうちに、王密がふところから金十斤(現在のい
くらに相当するかは不明。かなり大金らしい)をとりだした。楊震にお
くろうというのである。しかし、楊震は、おだやかに、だが、断乎とし
てはねつけた。
 
 「わしは、
  昔なじみの君の、
  学識も人物もハッキリとおぼえている。
  それなのに君は、
  わしがどういう人間であるかを、
  忘れてしまったのか?」
 
 「いいえ、太守さま。
  太守さまがどんなに高潔な方であるかは、
  肝に銘じております。
  ですが、これは、
  べつに賄賂といったものではありません。
  ただ、むかし御恩にあずかりました、
  ほんのお礼です。」
 
 「君は、わしの見込みどおり、
  立派に成長して県令になった。
  まだまだ栄進して世のために尽くすことだろう。
  わしに対する恩がえしは、
  それですんでいるではないか。」
 
 「いえ、太守さま。
  そんなに堅ぐるしくお考えになりませんように、
  それに、こんな夜中ですし、
  また、この部屋には、
  太守さまと私と二人しかおらず、
  誰も知らないのですから。」
 
 依然として、楊震はおだやかに王密をみつめていた。一瞬、その眼が
チカと光ったが、静かに諭したのである。
 
 「誰も知らないということはないだろう。
  まず、天が知っている。
  地が知っている。
  それに、君も知っている。
  わしだって知っているではないか?」
  (天知る、地知る、子知る、我知る。)
 
 さすがに、王密は愧じいって引きさがったのであるが、その後、楊震
の高潔さはますます磨かれて、やがて太尉(兵事をつかさどる最高官)に
のぼったのである。
 
 
 この話は、『後漢書』の「楊震伝」と、『十八史略』の「東漢、孝安
皇帝」にある。【天知る、地知る、子知る、我知る】を「四知」という。
「楊震伝」では、「地知る」が「神知る」になっているが、「地知る」
の方が有名である。
 


 

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